19S04ASABAN01 ROBE GAUFRÉE

世界的に有名な播州織の技術で、

唯一無二のリネンワッフル生地が誕生。

  
織り& 加工:兵庫県西脇市

 

ASABAN(門脇織物)さん

 

質の良い先染め織物で知られ、世界で活躍する多くの有名ブランドからも積極的に採用されるほどの高い評価を受けている兵庫県の伝統技術、播州織。

門脇織物さんは、その播州織物専門の機屋として大正8年に創業され、100年以上続く老舗として今も日々活躍されています。

シャツ地などに使われる綿織物が有名な播州織ですが、同社は2011年に「ASABAN」という名で麻(リネン)製品の自社ブランドを開始。「歴史ある播州織物の技を使い、かつて日本独自の産業だった麻織物を復活させよう」という想いで、昔から製造が難しいと言われてきた麻(リネン)織物に着手されました。

職人さんの高度な技術によって糸の特性が最大限に生かされた織物は、使うほどにやわらかくなるのが特徴です。愛着を深めながら長い間使える、とても素敵な生地づくりをされています。

同ワンピースに使用しているのは、ドビー織機で丁寧に織られた小柄のワッフル地。亜麻の自然な色と気品ある光沢を持ち合わせた、とても肌触りの良い生地です。

 

 

  

自然の恵みから生まれる、

驚くほど鮮やかで美しい彩り

  
草木染め:兵庫県西脇市

 

ワンピースのカラーは、亜麻本来の色であるÉcru(生成り色)をはじめ、様々な植物の色素からいただいています。門脇織物さんと同じ地区にある草木染め専門の工房で、プロの先生によって一枚ずつ時間をかけて染め上げられたワンピースはどれも本当に色鮮やか。「草木染め」と聞くと、”発色がイマイチ”   ”パッとしないくすみ色が多い”  というイメージを持たれる方もいますが、そんな概念をガラッと覆すほどの美しい色合いに仕上げてくださいます。

桜、梅、くるみ、茜、五倍子(ふし)、桑の葉、お茶、マリーゴールド、紫根などなど・・・
移りゆく日本の季節の中で育つ草、木、根、花で染める布たちは、温度、湿度、水などの要因により、同じ材料・工程を経ても毎回微妙に仕上がりが違います。それ故に全ての色が美しい個性をもち、その彩りによってあなただけの特別な一着が完成します。